私はバイクでよく旅に出かけます。関東出発で北へ西ヘと走ります。バイク旅の楽しみ方は人それぞれだとは思いますが、私はやはり観光とご当地料理を楽しみにしています。
以前参加したSSTRもバイク旅として大いに楽しみました。その際に訪れた新潟・石川・岐阜・山梨での観光スポットやお勧めの食事を紹介します。
この記事の内容:
・SSTRとは?
・糸魚川名物「ブラック焼きそば」
・金沢の観光スポット – 兼六園、金沢城後、カフェ「いしかわ門」
・世界遺産 白川郷とじねんじょ料理
・山梨の観光スポット – 昇仙峡
SSTRの途中あるいはSSTR後に、観光スポットやご当地料理を検討されている方は、参考になると思いますので是非ご一読ください。
<筆者プロフィール>
・会社勤め35年、ITエンジニア
・バイク歴13年
・原付から1800ccツアラーまで経験
・所有したバイクの台数は11台
バイク旅としてのSSTR
まずSSTRについてですが、これは「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー」の略で、世界的なオートバイ冒険家である風間深志さんが発案したツーリングイベントです。日本列島の東海岸にある任意の場所を自分でスタート地点として設定し、その地点の日の出時刻がスタートの合図。日没までに日本海の千里浜へとゴールを目指します。

要するに、日の出から日没までの間に、東海岸から能登半島の付け根あたりに向けて走るイベントです。このイベントそのものはとても楽しいのですが、時間に追われるため、途中でゆっくり食事を楽しむ余裕はあまりありません。ましてや観光となると、ほぼ無理。
しかし、せっかく500kmも走るなら、そのままとんぼ返りするのはもったいない。
そこで、私は仕事の都合をつけ、
1日目:SSTR完走
2日目:観光メイン(石川・岐阜)
3日目:山梨を観光しながら帰宅
という2泊3日プランを組んでいます。
3日間の行程で立ち寄った観光スポットやお勧めの食事を順に紹介します。
新潟県 – 糸魚川ブラック焼きそば
新潟にはお勧めスポットがたくさんあります。
仕事での出張やスキーでもよく訪れており、ツーリングでも長野から新潟に抜けるルートを何度か走っています。
今回のSSTRでは、長野の白馬から新潟の糸魚川に抜けるルートを選びました。糸魚川はこれまで何度も通過していましたが、立ち寄ったことはなかったため、今回は目的地に設定。
そこで味わったのが「糸魚川ブラック焼きそば」。


このブラック焼きそばは、イカスミを使った真っ黒な焼きそばで、見た目のインパクトはもちろん、味も絶品。今回お邪魔したのは「月徳飯店」。SSTRで糸魚川を通る方にはぜひ試していただきたい一品です。
石川県 – 兼六園・金沢城・カフェ
SSTRのゴール地点、石川県といえば、やはり金沢観光は外せません。
・兼六園
・金沢城
金沢に来るのが初めてだったため、これらの定番スポットを巡りました。SSTRの翌日に金沢を観光するのは、時間的にも体力的にも「あり」だと感じました。


そして偶然巡り会ったカフェ「COFFEE HOUSE いしかわ門」。素敵なカフェですので兼六園・金沢城を訪れる方は是非お立ち寄りいただきたいです。




岐阜県 – 白川郷と自然薯グルメ
岐阜もまた、見どころが多い県です。スキーでもよく訪れましたが、今回は世界遺産「白川郷」を観光。合掌造りの美しい風景は、一度は見ておくべき価値があります。



また、食事に迷ったときのおすすめが「じねんじょ料理」。岐阜の自然薯(じねんじょ)はとても粘りが強く、滋養たっぷりでライダーにはぴったりのパワーフードです。今回お邪魔したのは「自然薯 茶茶 じねんのむら 飛騨高山店」。とにかく美味しかったです! 落ち着いた雰囲気のお店で、お勧めです。

山梨県 – 昇仙峡
帰路の途中で立ち寄ったのが、山梨県の「昇仙峡」。渓谷美が素晴らしく、バイクで走るのにも絶好のロケーションです。春夏秋冬でそれぞれの景色と風情のある昇仙峡ですが、SSTRの時期は新緑の季節が始まる頃で、若々しく綺麗な緑が楽しめます。

次回は琵琶湖・彦根城・関ヶ原へ!
次回のSSTRでは、さらに違うルートを楽しもうと計画しています。
・琵琶湖
・彦根城
・関ヶ原
これらのスポットを巡りながら、また新しいバイク旅の楽しみ方を見つけたいと思います。
まとめ
SSTRは単なるツーリングイベントではなく、その後の旅のプラン次第で、何倍にも楽しめるイベントです。特に、ゴール後の観光やグルメを取り入れることで、SSTRがより充実したバイク旅になりますので、ご一考いただくのがお勧めです。
またSSTRに限らず、今回ご紹介した新潟・石川・岐阜・山梨を訪問される方がいらっしゃれば、ご参考にしていただけますと幸いです。