バイクを所有していると、定期的にタイヤに空気をいれる必要があります。
バイクに限らないと思いますが、タイヤの空気は時間の経過とともに抜けてしまうため、給油や点検の時などに空気圧をチェックしたり、店員さんにチェックをお願いしている方も多いのではないでしょうか?
毎日のようにバイクに乗ってれば、「空気が減ってきてるかな」と感じることもあるし、給油のときに定期的に確認することもできますが、時々乗るバイクだと「今日は休日! 天気は良い! ツーリングに行こう!」と楽しみバイクを出して、さあ乗るぞという段階で空気が減っているといったことも。
いきなり気分をくじかれて、まずガソリンスタンドに行くしかないとなります。そんなときに、自宅に空気入れがあると便利ですよね。
私も何度か上記のような経験をして、いろいろ検討の末に「PANP RIDE 電動空気入れ」を購入しました。
結果、「もっと早くに購入すべきだった」と思うほど重宝していますので、製品の良い点・気になる点についてお伝えしたいと思います。
この記事の内容:
- PANP RIDE KUKIIREはどんな製品?
- 良い点は?
- 気になる点は?
バイク用空気入れの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
<筆者プロフィール>
・会社勤め35年、ITエンジニア
・バイク歴13年
・原付から1800ccツアラーまで経験
・所有したバイクの台数は11台
PANP RIDE 電動空気入れ 製品概要

PANP RIDE KUKIIREは、ボタンを押すだけで自転車、バイク、車、ボール、浮き輪などに空気を入れられる電動空気入れです。
コンパクトで軽量、充電式のためコードレスで、持ち運びやすく簡単操作で空気入れの作業ができます。
設定した空気圧に達すると自動停止する機能を備え、過充填の心配がありません。
LEDライトが搭載されており夜間や暗所での作業に便利です。空気入れ中に本体が熱くなった際には、過熱保護機能が作動し、安全性を確保します。また、内蔵バッテリーはUSB充電対応で、モバイルバッテリーや車のシガーソケットからも充電可能です。
全バルブタイプ(米式・仏式・英式)に対応しており、付属のアダプターを使えばさまざまな空気入れ作業をこなせます。自転車やバイクのタイヤだけでなく、サッカーボールや浮き輪など、レジャーシーンでも幅広く活用できます。
PANP RIDE 電動空気入れ 良い点/気になる点
良い点① 自動停止機能
ボタンひとつで自動で空気を入れることができて、事前に指定の空気圧を設定しておくことで、その空気圧になったところで自動停止してくれます。ホースや本体をずっと持っている必要もなく、空気を入れ過ぎることも起こりません。とても便利で作業が楽々です。

良い点② 小さいタイヤでもOK
ホースが柔らかいため、スクーターなどの直径の小さなタイヤでも楽に空気を入れられます。
下の画像はフォルツァ(MF13)の前輪で、15インチのタイヤです。まだ余裕があるので、もう少し小さいタイヤでもいけるかも。

以前は下記画僧のようなエアバルブのアダプターを使っていましたが、今は全く使わなくなりました。(念の為、フォルツァには常に搭載はしてますが。)

良い点③ コンパクトで軽量
片手で軽く持てるサイズと重量なので、持ち運びも楽ですし、作業も全く気になりません。
商品説明によると、重量は430gとのことです。
良い点④ 満充電で何台も充填可
1回の充電で複数台のバイクの前後タイヤに連続で空気入れが可能です。
もちろん、1本のタイヤに入れる空気の量によって作業できる本数は変わりますが、これまでの経験では、大型バイク2台、中型バイク1台、スクーター1台の前後タイヤに連続で作業ができました(減った空気の補充程度の空気入れ作業ですが)。
良い点⑤ 充電はUSBタイプC
充電ケーブルはUSBタイプCなので、スマホを充電するケーブルでそのまま充電が可能。
固有の電源ケーブルなどが不要で、使わない時もコンパクトに収納できて助かります。

気になる点 音が大きい
ただひとつ気になる点として、音が大きい点が注意点です。
空気を入れ始めると「ブィーーー」という感じで、停止するまで鳴り続けます。
早朝など、あたりが静かな時に使用すると、場合によっては近所迷惑になるかもしれません。ただ、音の大きさとしては、工事現場や線路沿いなどの騒音というほどではないので、周りに配慮すれば問題ないレベルです。
まとめ
PANP RIDE 電動空気入れは、バイクをはじめとする様々な乗り物やレジャー用品に対応する便利なツールです。
良い点として、
・自動停止機能
・小さいタイヤもOK
・コンパクトで軽量
・満充電で複数台のタイヤに対応できる
・USBタイプC充電
などがあります。
一方で、音が大きいというデメリットはありますが、使用する時間帯や場所を工夫すればさほど問題にはならないでしょう。
日常的にバイクを使用する方や、ツーリング先での急な空気不足に備えたい方には、非常に心強い相棒となります。空気入れが手元にあるだけで、バイクライフが格段に快適になりますので、強くお勧めしたいツールの一つです!