SSTR完走の翌日は、観光をメインにしたツーリング。
今回は「琵琶湖と関ヶ原」をテーマに、戦国の歴史を感じる名所を巡りました。
レインウェアの出番がないことを願いながら、羽咋市から出発します。
Day1の様子は「SSTR2025参戦記 Day1|雨の東京出発から晴れの千里浜ゴールへ【岐阜県北部・飛騨ルート】」へ。
2日目の走行ルート
この日は約350kmの行程。
北陸自動車道を南下し、奥琵琶湖・彦根・関ヶ原と歴史の舞台を巡り、岐阜県土岐市まで走りました。
能登から奥琵琶湖へ
最初の目的地は「賤ヶ岳古戦場跡」。
リフトで登る山頂には、戦国時代の激戦地が広がっています。



ここからは、奥琵琶湖や余呉湖を見渡す絶景が広がり、琵琶湖を俯瞰できるスポットの中でも屈指の眺望です。
40年くらい前の学生時代に訪れたことがあるのですが、その時と同じ景色が広がっていました。


ちなみに、自動車や乗り物でアクセスできる琵琶湖を見渡せるスポットは、私の知る限り比叡山、琵琶湖バレースキー場、そしてこの賤ヶ岳の3箇所だけです。
湖畔にある道の駅でランチ
琵琶湖畔の「さざなみ街道」沿いにある道の駅「湖北みずどりステーション」でランチ休憩にしました。
地元グルメに期待しつつ立ち寄ったところ、「オオワシラーメン」の文字が目に入り、思わず注文。

黒い見た目に驚きつつも、にんにくが効いたあっさり味で非常に美味。
ちょっとクセになる不思議なラーメンでした。琵琶湖ツーリングの際はぜひお試しを。
彦根城へ登城
昼食後は国宝「彦根城」へ。
現存する天守閣は見応えがあり、琵琶湖を活かした城の構造も非常に印象的でした。
当時の城下町の広がりを感じさせる地形も魅力で、訪れる価値のある名城です。
でも最初に出迎えてくれたのはひこにゃんでした。






関ヶ原で戦国武将を思う
彦根から関ヶ原へは名神高速で約30分。
古戦場記念館に隣接する「伊吹庵」で小休止。
「裏切りカルボナーラ」や「悪戦苦闘足軽カレー」などユニークなメニューも並ぶ中、今回は「バナナラテ」で軽くエネルギー補給。




その後は、徳川家康が陣を敷いたとされる場所を訪問。
首実検が行われたとされるこの場所は、静かで、歴史の重みをひしひしと感じました。

そして本日の宿泊地へ
この日の宿は「ルートイン土岐」。
最終日の帰路を考慮して中間地点に位置するこの宿を選びました。
人工温泉の大浴場があり、旅の疲れを癒やすにはぴったりの環境です。
夕食は、徒歩で訪れた鰻料理の名店「心斎橋」にて。
「鰻釜めし」「まぐろ山かけ」「だし巻き」などを堪能しました。


ボリュームもあり、一品一品が絶品。わざわざ訪れる価値のあるお店です。
最終日、東京に向け帰路に着く
翌朝はホテルの朝食をしっかりいただき、中央道を東へ。
最大の関門・小仏トンネルは、渋滞が始まる直前に通過でき、幸運な帰路となりました。
この日も約350kmを走行し、3日間のSSTR+観光ツーリングを無事に終えました。
まとめ
SSTRを完走した翌日の観光ツーリングは、歴史を感じながらの贅沢な一日となりました。
賤ヶ岳の絶景、彦根城の天守、関ヶ原の古戦場。
どれも一つひとつが旅の記憶に残る素晴らしい場所です。
そして、今回の旅の終わりには、美味しい鰻と満足感。
また次の旅へのエネルギーをもらった気がします。
FAQ
Q. SSTR完走後に観光ツーリングをするメリットは?
A. 達成感の余韻に浸りながら、普段の旅では行かないルートを選べるのが魅力です。心身ともに開放された状態で景色や歴史をじっくり楽しめます。
Q. 賤ヶ岳古戦場はどんな場所?
A. 琵琶湖と余呉湖を見下ろせる絶景スポットで、戦国時代の古戦場跡としても知られています。リフトで山頂まで登れるため、アクセスも比較的容易です。
Q. 土岐市に宿泊した理由は?
A. 翌日の帰路を楽にするため、関西と東京の中間に位置する土岐市を選びました。高速道路へのアクセスがよく、大浴場付きのビジネスホテルも充実しています。