更新型:各グランプリ終了ごとに更新
【速報】第8戦モナコGP決勝結果
2025年シーズンのF1グランプリ、角田裕毅はRed Bull Racingへと移籍し、さらなる飛躍を目指す年となっています。このページでは、そんな角田裕毅の今シーズンの戦績を一戦ごとに追いかけていきます。
移籍後初戦が母国・鈴鹿だったこともあり、注目度はこれまで以上。予選・決勝の成績と共に、その時々の戦いぶりや見どころを紹介していきます。シーズンの進行とともに、この記事も随時更新していきますので、ぜひブックマークしてご覧ください。
<筆者プロフィール>
・会社勤め35年、ITエンジニア、東京都在住
・1988年からF1ファン、当時は鈴鹿サーキットで毎年観戦、中嶋悟を応援
・2022年鈴鹿GP再開時から再び鈴鹿サーキットで毎年観戦、角田裕毅を応援中
F1 2025 成績推移(角田裕毅)
グランプリレース結果
ラウンド | グランプリ | 予選順位 | 決勝順位 | 獲得ポイント |
---|---|---|---|---|
第1戦 | オーストラリアGP | 5位 | 12位 | |
第2戦 | 中国GP | 9位 | 16位 | |
第3戦 | 日本GP(鈴鹿) | 15位 | 12位 | |
第4戦 | バーレーンGP | 10位 | 9位 | 2pt |
第5戦 | サウジアラビアGP | 8位 | DNF | |
第6戦 | マイアミGP | 10位 | 10位 | 1pt |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 20位 | 10位 | 1pt |
第8戦 | モナコGP | 12位 | 17位 |
スプリントレース結果
ラウンド | スプリントレース | 予選順位 | 決勝順位 | 獲得ポイント |
---|---|---|---|---|
第1戦 | 中国 | 8位 | 6位 | 3pt |
第2戦 | マイアミ | 18位 | 6位 | 3pt |
レースごとの成績遷移
第8戦モナコGP(モナコ)
予選結果:12位
決勝結果:17位
【F1 2025 モナコGP予選速報】角田裕毅はQ2敗退、トラブルに翻弄される展開
狭い市街地コース特有のトラフィックが予選の鍵を握るモナコ。角田はまずQ1を順調に通過。セッション終盤にはアントネッリのクラッシュによりイエローフラッグとなり、複数台がタイムアタックを妨げられる波乱もあった。
続くQ2では、角田がタイムアタックに入ろうとしたタイミングで、トンネル内でラッセルのマシンが停止するトラブルにより赤旗中断。再開後もリズムを取り戻せず、タイム更新に苦戦。最終的に12位でQ2敗退となった。
【F1 2025 モナコGP 決勝速報】角田裕毅、果敢な1周目ピット作戦も実らず17位
決勝レースは全車に2ストップが義務づけられる特別なルールとなり、各チームが多様なタイヤ戦略を展開。
角田は、ソフトタイヤスタートを選択(同様の選択はローソンとの2台のみ)。そして予想通り、1周目にピットインしハードタイヤに交換。直後にボルトレートのクラッシュによってVSC(バーチャル・セーフティカー)が導入されたことで、一時は戦略が奏功したかに見えた。
しかしRacing Bullsが、「アジャのピットイン時間を確保するために、ローソンがペースを落として走行する」という戦術にでたため、角田を含めローソンより後方のマシンは順位を上げられず埋もれる形に。全体的にタイム差が大きく開いたこともあり、レースは混沌とした展開となった。
さらにウィリアムズも同様の戦術をとったため、結果として角田は17位でフィニッシュ。終わってみれば、戦略が空回りしたフラストレーションの残るレースとなった。
第7戦 エミリア・ロマーニャGP(イモラ)
予選結果:20位
決勝結果:10位(1pt)
Q1の最初のアタックで大クラッシュ。角田としては珍しく、車がひっくり返る形で、かなりの勢いでフェンスに激突。幸い角田自身にはさほど影響なくすんだようだが、マシンは相当に破損しており、決勝に影響がでないことを祈るばかり。近年のF1マシンの安全性能の高さを改めて感じる。とにかく無事で何より。
決勝は最後尾からのスタート。レース序盤は全体的にトラブルも発生せずクリーンなレース展開。イモラはどこか鈴鹿に似た感じでオーバーテイクが難しく、順位変動もなく膠着気味にレースが進行。
しかし、オコンのマシントラブルでイエローフラッグ、続いてアントネリのマシントラブルでセーフティカーが出ると、各車のタイヤ交換のタイミングや戦略でレースに動きが出始める。角田は、オーバーテイクは多くはないもののじわじわと順位を上げて11位。そして、終盤でヒュルケンベルグを抜いてポイント圏内の10位に上がる。最終盤はアロンソの追撃を受けるも抑えきって10位でフィニッシュし、マイアミGPに続いて2戦連続で1ptを獲得しています。
最後尾スタートからポイント獲得となり、それなりに意味のある走りができたのではないだろうか。
第6戦 マイアミGP(オートドローム)
予選結果:10位
決勝結果:10位(1pt)
Q1・Q2ではやや不安の残る展開ながらも、しっかりとQ3進出を果たし、安定感のある予選。
直前開催のスプリントと鈴鹿を除けば、ここまで全戦でQ3進出と好調を維持している。
決勝では、スタートの反応もよく、終始安定した走行を見せるも、ピットレーンでのスピード違反により5秒ペナルティを受けるアクシデント。終盤はハジャーとのポイント争いが激化するも、5.168秒差で10位を死守し、貴重な1ポイントを獲得しました。
スプリント第2戦 マイアミGP(オートドローム)
スプリント予選結果:18位
スプリント決勝結果:6位(3pt)
フェルスタッペンは新型フロア、角田は旧仕様。車体仕様の違いが結果にどう影響するか注目されました。
予選では、トラフィックやピットタイミングのミスが重なり、アタックできないまま終了という痛恨のSQ1敗退。
雨となったスプリント決勝では、セッティング変更のためピットスタート。しかし、ルクレールのクラッシュによる赤旗中断後は19番グリッドからの再スタートとなり、見事な追い上げを見せて9位。さらにベアマン、アルボン、ローソンのペナルティにより6位へ繰り上がり、3ポイントを獲得。
第5戦 サウジアラビアGP(ジェッダ)
予選結果:8位
決勝結果:19位(DNF)
Red Bull 移籍後3戦目。予選ではQ3進出で8番手と移籍後のベストグリッド。決勝に期待。
決勝ではまずまずのスタートを切ったものの、1周目のターン4でガスリーと接触し、リタイア。期待が高まる中での残念な結果となりました。
Red Bullのマシンにも慣れてきているであろうし、今後のより高いレベルでのドライビングに期待したい。
第4戦 バーレーンGP
予選結果:10位
決勝結果:9位(2pt)
Red Bullでの2戦目、予選ではQ3まで進出し10番グリッド。前戦でのQ2敗退から大きく前進した感じを受けた。
決勝ではポジションを1つ上げて9位でフィニッシュし、2ポイントを獲得。徐々にマシンへの適応が進んでいる印象です。
第3戦 日本GP(鈴鹿)
予選結果:15位
決勝結果:12位
日本GPの直前にRedbullへの移籍が決定し、移籍後の初戦がホームグランプリ。
期待と不安の交錯する予選。残念ながらQ3進出はならずも、新チームでの初戦ということもあり、まずまずの結果。
オーバーテイクの難しい鈴鹿のコース。その通りのレース展開で順位を大きく上げることができないまま12位フィニッシュ。
RedBullのマシンの洗礼を受けると同時に、鈴鹿サーキットの難しさも改めて感じる結果だった。
第2戦 中国GP(上海)
予選結果:9位
決勝結果:16位
今年のRacing Bullsの仕上がりの良さなのか、第1戦に続いてQ3に進出の9番グリッド。同チームのハジャーが7番グリッドを獲得しているのが気になるところ。
決勝では、またしても謎のピット戦略でハジャーともどもポイント獲得ならず。各チームがハードタイヤが長持ちするとの判断に基づく1ストップ戦略をとる中、Racing Bullsは2ストップ戦略で自滅。
ただし、今期の走りは期待できるかもしれない。
スプリント第1戦 中国GP(上海)
スプリント予選結果:8位
スプリント決勝結果:6位(3pt)
メルボルンでの好印象のままの予選結果を感じる8番グリッド。まさにbest of the rest。
決勝では6位入賞で3ポイントをゲット。Racing Bullsとしては昨年までにはない好成績。
今期の良い戦いを期待させる内容だった。
第1戦 オーストラリアGP(メルボルン)
予選結果:5位
決勝結果:12位
今シーズン開幕戦で、いきなりのQ3進出で5番グリッドを獲得! 昨年までのRacing Bullsとは何かが大きく違うのか、圧巻の走り。
しかし決勝では、謎のピット戦略で順位を大きく下げてフィニッシュ。
各チームが次々にタイヤ交換でピットインする中、Racing Bullsは謎のステイアウト。
雨の市街地コースという難しい条件の中、予選も決勝も良い走りをしていただけに、非常に残念な結果。
今後の注目ポイント
角田裕毅は、Red Bullの一員としてシーズン途中からの昇格を果たし、今やチャンピオンチームの一翼を担う存在です。これからのGPでも予選・決勝での安定した走行と共に、さらなるポイント獲得が期待されます。
引き続き、この記事では最新戦績とともに角田選手の活躍を追っていきます。
※最新の成績は随時追記していきます。
FAQ
Q1. 角田裕毅の2025年のF1チームは?
A1. 第1戦・第2戦はRacing Bullsから参戦していました。第3戦の日本GPからRed Bull Racingに昇格し、以降トップチームで参戦しています。
Q2. 今シーズンのベスト予選順位は?
A2. 現時点では開幕戦オーストラリアGPの5位が最上位です。
Q3. ポイントを獲得したレースは?
A3. 第4戦バーレーン(2pt)、第6戦マイアミ(1pt)、第7戦エミリア・ロマーニャ(1pt)、スプリント2戦でそれぞれ3ptを獲得しています。