【観戦記】人生初の富士スピードウェイ&スーパーフォーミュラ|F1級の迫力と快適さに驚いた週末(2024年振り返り)

スーパーフォーミュラ2024 富士スピードウェイ スーパーフォーミュラ

2025年のスーパーフォーミュラが開幕し、熱い戦いが繰り広げられています。昨年から注目して観戦するようになった「にわかSFファン」ですが、今年も富士スピードウェイでの観戦を計画するにあたって、昨年の富士を振り返っておこうと思います。

2024年7月20日(土)・21日(日)、私は富士スピードウェイで開催されたスーパーフォーミュラを現地観戦しました。実はこれが、スーパーフォーミュラの観戦も、富士スピードウェイへの訪問も、人生で初めての体験でした。鈴鹿サーキットでのF1日本GPには何度も行ったことがあるので、「モータースポーツ観戦」には慣れていたのですが、富士のスーパーフォーミュラにいざ足を運んでみると、想像を大きく裏切る快適さと迫力がそこにはありました。この記事では、そんな「初めて尽くし」の週末を初心者目線でまとめてみたいと思います。

本記事の内容:

  • 富士スピードウェイへのバイクでのアクセスと駐車環境
  • 予選日(7月20日)の観戦スタイル
  • 決勝日(7月21日)の猛暑と熱中症対策の必要性
  • 現地グルメの充実度と混雑状況
  • 注目の女子大生ドライバー「Juju」選手の参戦と活躍
  • 帰路の渋滞体験と時間配分のポイント

スーパーフォーミュラの観戦を検討されている方富士スピードウェイに興味のある方など、参考になれば幸いです。

<筆者プロフィール>
・会社勤め35年、ITエンジニア、東京都在住
・1988年からF1ファン、当時は鈴鹿サーキットで毎年観戦、中嶋悟を応援
・2022年鈴鹿GP再開時から再び鈴鹿サーキットで毎年観戦、角田裕毅を応援中

富士スピードウェイに到着、車・バイクでのアクセスは快適そのもの

私はバイクで富士スピードウェイに向かいました。

東名自動車道を足柄スマートICで降りて、サーキットへ向かいます。途中の道のりはあまり案内看板もなく、スマホのナビを頼りに走行、なんとか迷わずに到着です。
富士スピードウェイのありがたいところは、敷地内に広い駐車場があることです。バイク専用の駐車スペースがメインスタンドの近くにあり、徒歩の移動距離が少なく、荷物を持っての移動が非常に楽でした。

土曜日(予選日)は空いていて快適、自由席でのんびり観戦

20日は予選日でした。グランドスタンドに座ってみて、まず驚いたのが観客の少なさ

いい意味で「空いている」と言える状態で、「自由席でも比較的後方の広くサーキットを見渡せる場所を難なく確保」できました。そして、スーパーフォーミュラのマシンが走り出した瞬間、「これはF1じゃないのか?」と思うほどのエンジン音と加速の迫力に圧倒されました。サーキットで感じる音は、テレビや動画では絶対に味わえないもの。走行ラインやコーナリングも間近で見ることができ、そのスピード感に目を奪われました。

スーパーフォーミュラの富士スピードウェイのコース風景

自由席だったこともあり、自分のペースで好きな位置に移動しながら観戦できるのも魅力です。初めての富士だっtので、すべての観戦ポイントを歩いて回って楽しみました。

日曜日(決勝日)は猛暑との戦い、熱中症対策は必須

21日は決勝レースの日。朝から日差しが強く、すでにじわじわと汗がにじむような暑さでした。帽子、タオル、水、ハンディファンなど、熱中症対策グッズは必須です。周囲でも暑さにやられて休んでいる人を何人か見かけました。

特に注意が必要なのが飲み物です。当日が非常に暑かったのもあって、自動販売機がほとんど売り切れになっていました。できれば、クラーボックスなどで冷たい飲み物を多めに持ち込むことをおすすめします。

レースはスタートから白熱し、ピットインのタイミングやコース上のオーバーテイク、セーフティカーの導入など、見応えのある展開が盛りだくさんでした。

スーパーフォーミュラの富士スピードのレース直前の様子

グルメも充実、思いのほか「食」がうまい

サーキット飯には正直、あまり期待していなかったのですが、場内のキッチンカーや売店の食事はどれも出来たてで本格的。

富士宮やきそば、厚切りの牛串、地元のフルーツジュースなど、どれもおいしくてびっくりしました。炎天下の中で食べるかき氷は最高でした。F1日本GPのときの鈴鹿に比べると、売店も混雑はそれほどなく、ストレスなく食事を楽しめる環境だったのは好印象です。

注目の選手:女子大生ドライバー「Juju」の挑戦

今回の富士大会で、個人的にとても注目していたのが、今シーズンからスーパーフォーミュラに参戦している女子大生ドライバー「Juju」選手です。

10代でこの世界に飛び込み、大学に通いながらプロとして全開走行を続ける彼女の姿は、モータースポーツ界に新しい風を吹き込んでいるように感じます。

しかも、スーパーフォーミュラは時速300kmを超える超過酷な舞台。そこに女性ドライバーが本気で挑んでいるという事実に、ただただ拍手を送りたくなります。Juju選手にはこれからも堂々と、そしてのびのびと走ってほしい。そんな思いで、彼女のマシンが通過するたびに自然と目で追っていました。

帰りは地獄の渋滞。時間配分には要注意

すべてのスケジュールが終わって、サーキットを後にしようとしたそのとき……待っていたのは、大渋滞でした。車はもちろん、バイクであっても渋滞の影響は避けられません。周辺道路は1本に集中するため、出庫に1時間以上かかったという声も。時間に余裕をもって出るか、終了前に早めに動き出すのが正解だったと反省しています。

まとめ:F1並みの迫力と自由度、そして快適な“初体験”

今回、初めてスーパーフォーミュラを観戦し、初めて富士スピードウェイに足を踏み入れました。結果的に、F1並みのスピードと迫力を感じながら、驚くほど快適に観戦を楽しめた2日間となりました。自由席でのんびり観戦でき、食事も美味しくい。もちろん暑さや帰りの渋滞など注意すべき点もありましたが、それを差し引いても大満足の観戦体験でした。また必ず来たい、そう思わせてくれる週末でした。

FAQ

Q1. 富士スピードウェイにバイクで行ける?
A1. はい。敷地内にバイク専用駐車場があり、メインスタンド近くで非常に便利です。

Q2. スーパーフォーミュラの自由席は快適?
A2. 観客数がF1より少ないため、自由席でも見やすい位置を確保しやすく、のんびり観戦が可能です。

Q3. 食事は美味しい?混雑する?
A3. キッチンカーや地元グルメが充実しており、混雑も少なく快適でした。

Q4. 帰りは渋滞する?
A4. 決勝終了後は周辺道路が大混雑するため、早めの移動が推奨されます。